本当に安心な中古住宅を選ぶために。 【既存住宅瑕疵(かし)保険】


こんにちは。

不動産取引の専門家、能勢です。

今日のテーマは、【既存住宅瑕疵(かし)保険】です。

この言葉だけ聞くと、難しいですよね。

まず、「既存住宅」というのは、一般的には「中古住宅」といわれます。

次に「瑕疵(かし)」とは、いわゆる「欠陥」の事を言います。

つまり、「中古住宅の欠陥を保証する保険」のことになります。

 

昨今、中古住宅が注目を浴びている中で、

一昔前、メディアで盛んに取り上げていたような「欠陥住宅」を選びたくはありませんよね。

「保険が付いている中古住宅」だと安心しませんか!

その内容を見ていきましょう。

瑕疵(かし)担保責任

中古住宅の売買では、売主が、一般個人の方の場合と、宅建業者の場合と2通りあります。

売買契約書には、「瑕疵(かし)担保責任」という条文がありまして、

欠陥を一定期間保証しなさい、という文言です。

売主がどちらかによって内容が違います。

一般個人が売主の場合

一般個人の方は、瑕疵(かし)を保証する期間が、

長くても引渡しの日より3ヶ月が一般的です。

取引きによっては、「瑕疵(かし)担保責任」免責といいまして、何の責任も負いませんよ~、

といった場合もアリです。

見た目の現況のまま(現状有姿)で買って頂き、あとは何があっても知りません、

という売主側有利とも思われる取引き条件です。

たしかに、市場相場より安価でお求めになれるメリットはありますが、

買主側にしてみれば勇気のいる買い物になりますよね。

それでも、中古住宅の取引きにおいては、

この現状有姿・瑕疵(かし)担保責任免責での場合が多いのが実状です。

これが、中古住宅の流通を阻害していた原因だ、と言われる事もあります。

宅建業者が売主の場合

宅地建物取引業法という法律がありまして、宅建業者が売主になる場合は、

「瑕疵(かし)担保責任」を免責にする事は許されず、

短くても2年間の保証は付けなさい、と決められております。

(私が不動産業に入りたての20年前の頃は、現状有姿だから一切知らない!

といった横暴な売主業者さんもいらっしゃいましたが・・)

今はそんな売主業者さんはおりませんので、宅建業者の方が安心では、とも思いますよね。

それも一理あります。

ただ、万が一、2年内に売主業者が何らかの事情で倒産してしまったら、どうなるでしょう?

何の措置も取られていなければ、買主は泣き寝入りですね。

瑕疵(かし)担保責任を保全する措置

瑕疵(かし)が発生した場合、売主は契約書に定められたとおり、責任を負わなければなりません。

その保全措置として講じられるのが、【既存住宅瑕疵(かし)保険】です。

事前に、第三者機関が建物を検査して、合格した建物に対してのみ入れる保険です。

加入者は売主になり、買主に対して保証書を発行します。

事前検査で合格しているので、瑕疵は発生しにくいのですが、

保証付きであれば万一の備えとしては安心ですよね。

先の例のように、2年内に売主業者が倒産した場合でも、

保険会社に直接請求できる仕組みにもなっています。

虫眼鏡2

 

 

 

 

 

 

保証の範囲

主な保証対象部分は、

〇柱・基礎等の構造体力上主要な部分

〇外壁・屋根等の雨水の浸入を防止する部分

となっています。

中古住宅を選ぶ上で、一番心配な部分ですよね。

JIO保証範囲

 

 

 

 

既存住宅瑕疵(かし)保険加入のメリット

多くの安心が得られる【既存住宅瑕疵(かし)保険】付きの住宅ですが、

それぞれの立場でメリットをまとめてみました。

買主のメリット

①第三者機関である専門事業者の検査に合格しているので、安心して住む事が出来る。

②保証付きですので、万一瑕疵が発見された場合でも安心して修理してもらえる。

③築年数で税制優遇の適用外となっている物件でも、保証付きで適用対象になる。

適用範囲

 

 

 

 

 

④(売主業者の場合)すまい給付金が受給できる。なんと、最大30万円!

すまい給付金

 

 

 

売主側のメリット

①買主に対して、保証付き住宅として安心感をアピールできる。→付加価値として価格にも反映できる。

②引渡し後に瑕疵が発見された場合でも、費用負担を保険でカバーできる。

③保証付き住宅として、競合物件と差別化しアピールできる。

④各種税制優遇が適用可能である物件になり、付加価値アップするので、値引き交渉の対応策となる。

 

本当に安心の中古住宅を選びましょう!

いかがでしたでしょうか?

【既存住宅瑕疵(かし)保険】付きの住宅が、いかに魅力的であるか、伝わりましたでしょうか?

中古住宅を選ぶ時に、雨漏りや構造耐力・設備の劣化などの状況が一番心配ですから、

そこがクリアになっているのであれば、中古住宅は魅力です。

敷地が広くなったり、より利便性の高い所に住めたり、

何と言っても、新築に比べて安価で手に入ります。

家は欲しいけど、生活レベルを変えたくない!

好きな趣味にかける時間やお金を削ってまで、家を購入したくない!

という方は多いです。

中古住宅といえども、

雨漏りや構造上の心配なく、当面の間、ストレス無く住む事が出来る

【既存住宅瑕疵(かし)保険】付きの中古住宅であれば、

家を購入する事によって、そういった犠牲を払わないですみます。

 

もちろん、プラスホームの社有中古住宅は、全ての物件

【既存住宅瑕疵(かし)保険】付きです☆

 

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