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私が不動産業界に入った約20年前の物件探しは、私ども不動産会社が物件情報を多く持ち、
それを購入検討の方にご提供し、一緒に車で現地を見て回って選んでもらうスタイルでした。
変わらない部分もあるのですが、近年の物件探しは少し色合いが違ってきているようです。
ご存知の通り、インターネットの普及により、市場に出回っている物件情報は全てといっていいほど、
一般の方も情報入手できるようになりました。
そして、お客様自身で現地に出向き検討する事が多くなりましたね。
一部のシツコイ営業からも逃れられますしね(笑)
しかし、現地を見て良さそうだなぁと思っても、
実際のところ、選ぶポイントが
「よくわからなーい・・・」
という方が多いです。
そこで、ある程度希望に沿いそうな物件が見つかったあとに、
お客様自身が、現地で押さえておきたいポイントを3つまとめてみました。
出来れば、朝・昼・晩それぞれの時間帯で行ってみるといいでしょう。
・交通量
・歩いた時の道幅感覚
・歩道やガードレールの有無
(小さい子供がいれば気になるところです)
・太陽の位置
・街灯の配置、実際の明るさ
などをチェックするといいですね。
※実際販売中現地(厚木市戸室5丁目)の街灯です。
最寄のバス停まで、適切に配置されており、
夜の塾帰りも安心です。
私ども不動産をおすすめする立場からすると、
思いきり快晴の青空のもと見てもらった方が、
土地や建物の印象が良くなりますので、
晴れた日を望みがちです。
しかし、実際に生活を始めますと、当然雨の日も風の日もあるわけです。
その状況を見ておかないというのは冒険すぎだと思います。
雨の日であれば、お庭の水はけの状況や、道路の冠水、駐車場からの導線などがチェックできます。
虹が見えるポイントがわかったら素敵ですね。
先日、不動産相談会に、とあるマンションを契約された方が来られました。
契約後、隣接地にも高層マンションの計画がある事を知り、
「聞いてなかった~」、「教えてくれなかった~」
と、憤慨しておりました。
不動産業者が契約前に説明する義務のある“重要事項説明書”には、建築計画の事は小さい字で書いてありました。
そのお客様は「そこは説明されず、とばしていた」とおっしゃっていましたが、
署名捺印されてあれば、形上は聞いた事になってしまいます。
(話しを聞く限り、不動産業者側にも悪意があるようにも見受けられましたが・・・、
責任問題はこれからの話し合いによりそうです。)
つまり、そうならない為に、自己防衛の為にも、空き地があったならば疑った方がいいという事ですね。
そして、信頼のおける不動産業者にきちんと確認しましょう。
もしくは、ご自身で確認しましょう。
方法としては、市役所の開発審査課・建築指導課などで聞いてみたり、
近所の方と出くわした時に、雑談がてら聞いてみたりするのも一つですね。
不動産の広告を見ますと、バス停や商業施設・学校までの所要時間や距離が掲載されていますよね。
あの所要時間は80mを1分として計算されています。
そこには、信号待ちの時間や坂道勾配などは考慮されておりません。
しかし、実際に歩いてみると色々な事がわかります。
たとえば、わりと平坦に思えていた道が意外と上り坂であったり、
夜に歩くと意外と明るかったり暗かったり。
こんな花壇があったんだ!なんて事も。
何十年と住もうと考えている住まい探しを短期間で行うには、
十分な調査が必要なのだと感じます。
不動産業者はプロですから、たくさん知識は持っていますが、
厚木市内の一戸建てだけでも200件以上ある物件情報の詳細を、すみずみまで把握している人はいないと思います。
ですから、プロのアドバイスをもらいながらも、
上記の3ポイントを押さえ、ご自身でもキチンと確認し納得しておけば、
後悔しない物件選びになります。
そして、ご検討の最終段階で心の整理がつき、
最終決断が出来ますよね!
わたしも実際、
不動産・相続の専門家の「宅地建物取引士」「不動産コンサルティングマスター」「相続アドバイザー協議会認定会員」がいる株式会社プラスホームは、不動産業25年の実績と積み重ねた信頼があります!不動産・相続に関するお悩み・御相談をワンストップで解決します。お気軽にご相談ください。
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