宅地造成を行う際に、総敷地面積が500㎡(市街化区域の場合)以上の場合、
都市計画法上の開発許可を取得する必要があり、中間と完了で行政機関の検査が入ります。
絶賛販売中の 厚木市戸室5丁目・売地 この分譲地は、500㎡未満のミニ開発ですので検査不要なのです。
しかし、開発行為と同等の基準で新しい擁壁を築造してあります。
そうは言いましても、すでに出来上がっているモノは、心配な点もありますよね。
ですので、その擁壁ができる過程をご案内いたします。
まずは、現地の高さや幅などの状況を測量し、どのような構造の擁壁を造るか設計します。
つづいて、その設計されたモノが耐え得る地盤であるか調査をします。
最近では住宅建築の際に、地盤調査をして工事を始めることは、当たり前になってきました。
せっかく頑丈な建物を建てても、そこの地盤が軟弱であれば傾いてしまいますからね。
それと同じで、擁壁を築造する際も地盤調査をします。
こんな機械を使います。
「スウェーデン式サウンディング試験」と呼ばれる試験方法です。
おもりを乗せスクリュードライバーのような棒を地盤に沈めて、抵抗などを測定し、目に見えない地中の状態を確認する方法です。
(詳細な説明は省略します)
該当箇所5ポイントを調査するのですが、機械ですので調査しながらデータが取り込まれていきます。
まとめられたデータがこんな感じ。
検証の結果、設計された擁壁に耐え得る地盤であることが証明されました。
いよいよ工事開始です。
まずは、鉄筋を組み立てていきます。
今回は、13㎜鉄筋のダブルです。底板は、上と下。立ち上がりの壁は、前と後ろ。ということです。
どうですか!
この段階で頑丈そうですよね。
つづいて、型枠を組みコンクリートを流し込み、乾いたらバラして壁の出来上がりです。
最後に、土を点圧しながら埋め戻し、キレイに整地します。
仮の階段を作り、完成です!
完成現場の動画は、こちらに あります。
いかがでしたでしょうか?
擁壁が出来るまでの一連の流れをご理解いただけたでしょうか。
これらの写真は、全て私が現場で確認しながら撮影したものです。
不動産販売業者さんの中には、工事業者に全てお任せし(丸投げともいいますが。)、
現場に足を運ばず完成品だけを確認し、支払いをして完了、という販売業者さんもいます。
しかし、それでいいと思いますか?
自信をもって、安心・安全ですよ!とおすすめできるでしょうか。
施工していただいた工事業者さんは、とても丁寧な作業をして信頼のできる業者さんであります。
ただ、現場に足を運び、自分の目で確認した商品の方が、堂々とおすすめできますよね。
擁壁ひとつも大切な資産です。
長く長く、快適な暮らしをしていただくため、
また、孫のその孫の代まで、安心・安全だと伝えつづけていけるように、
こだわりを持った売主をお選びくださいね。
不動産・相続の専門家の「宅地建物取引士」「不動産コンサルティングマスター」「相続アドバイザー協議会認定会員」がいる株式会社プラスホームは、不動産業25年の実績と積み重ねた信頼があります!不動産・相続に関するお悩み・御相談をワンストップで解決します。お気軽にご相談ください。
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