今週、似たようなご相談が2件続いたので、ご報告です。
リフォーム会社の、電話や訪問での営業がありますが、そのやり方についての問題です。
初めて接する人の言葉を信じていいのか?
信じれるものなのか?
先日、「失敗しない老人ホーム選び方」セミナーにご参加いただき、
その後、仲良くさせていただいているお客様から電話がありました。
相続登記のご依頼や、建具調整のご依頼をお受けしている、
厚木市内のマンション(築後15年)にお一人でお住まいの方です。
その“おひとりさま”に、リフォーム業者から一本の電話が入ったそうです。
その内容が、
「建築後15年経過するのでマンションの配管工事と一緒に、浴室の交換時期ですよ。」
「同じマンションで他の部屋の方も、既に行っていますよ。」
との事です。
当然、お客様は心配になりますよね。
まず、管理人に確認するようにお伝えしました。
そうしたら、大規模修繕で配管工事をする予定はなく、
ただのリフォーム営業である事が判明しました。
まだまだキレイにお使いですが、快適にしたいのであれば、
築後15年のマンションで、浴室リフォームする事は問題ないと思います。
ただ、言い方が問題です。
ご高齢の方に、あたかも「一斉工事」のような言い方をすると、
当たり前の作業かと思い込んでしまいます。
次も、ご高齢一人住まいの方からのご相談です。
お母様が事務所の近くで、少し遠方にお住まいの娘さんからの電話でした。
木造2階建(築後25年)のご自宅に、飛び込み訪問をしてきた営業の人に、
「近所で作業をしているものです、お宅の屋根瓦がズレてますよー」
「雨漏りの原因になりますよ。」
と、言われたそうです。
その場では、帰ってもらったそうですが、
当然心配になり、娘さんに相談して私のところに話しがきたのです。
直感的に、イヤな予感がしました。
長年の経験上、その言い回しは大概“営業トーク”です。
さっそく、信頼できる仲間のリフォーム業者に現地に行ってもらいました。
(すぐに動いてもらえる仲間がいる事にも感謝です。)
そして、屋根に上って点検してもらいましたところ、
「まったく問題ない!」
との事。
やっぱり・・・
二つのご相談に共通する事は、
相手が“おひとりさま”の高齢者であるということ。
そして、不安をあおるような言い回しをされたこと。
ましてや、一戸建ての方はウソをつかれています。
もはや、詐欺事件未遂とも言える出来事です。
飛び込みの電話営業や訪問営業の全てが悪いとは思いません。
実際、私も飛び込み訪問営業の経験もあります。
しかし、ウソやあおり立てることは、よろしくないです。
もし、そのような状況になってしまった時に、
気を付けなければいけない事は、
その場で、返事をしない!
事です。
そして、対処のトークとしては、
〇「信頼できる人に相談をする。」
〇「知り合いに相見積もりしてもらう。」
などが良いでしょう。
また、相手に対しては、
〇名刺をもらう。
〇連絡先を聞く。
などしておくと、よいでしょう。
うしろめたさがある相手は、自分自身のことは明かしたくないものです。
2件とも厚木市内での出来事です。
身近で相談できる人を見つけておきましょうね!
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